どうも、検索してはいけない言葉実況者のぴーちすと申します！
今回は「舌 盗んだ」について。危険度7の検索してはいけない言葉とされているワードです。
上の埋め込みは「舌 盗んだ」を深堀した私の動画「『舌 盗んだ』を解説しようぜ！【検索してはいけない言葉】」です。
「舌 盗んだ」は検索してはいけない言葉の中でも最も危険な危険度7のワード。以前は危険度6だったのですが、あまりに過激な内容であることから、その後危険度7に変更されました。
一体このワードの背景にはどのようなことがあったのでしょうか？
「舌 盗んだ」の動画内容
「舌 盗んだ」と検索をすると、カルロ・グローチェというサイトの『盗んだ代償は舌と指…〇されるより生き地獄な生きたまま〇問』という記事がヒットします（一部伏字）。
その記事に貼ってある動画には
- 拘束された男性が舌をマチェットで…
- 右手の指も…
という衝撃的な内容が収められております。
内容については私の実況動画『検索してはいけない言葉を実況しようぜ！#36』をご覧ください！
「舌 盗んだ」の背景
「舌 盗んだ」と検索してヒットするあまりにも危険なこの動画。今回はこの動画の背景についてまとめてみます。
場所はベネズエラの金鉱
「舌 盗んだ」の動画は2019年1月にベネズエラ南部ボリバル州エル・カヤオ市で撮影されたものでした。
そこには金の採掘を行っている鉱山があります。そしてそこはギャングによって支配されています。国はギャングから金を購入して、それを輸出して稼いでいるので、国家公認とのこと（2024年現在はその体制が崩れつつあるそうです）。
もちろんギャングは鉄拳制裁を厭うことはなく、略式処刑や拷問は昔から行われており、珍しい事ではありません。そこに軍隊が参加することもしばしばあるのだとか…
ただそれでもよりよい生活を追い求めて無許可で金を採掘している人が大勢いるそうです。
被害者は元ベネズエラ軍人
「舌 盗んだ」の動画で拘束されていた男性はLeocer José Lugo Maíz（レオサー・ホセ・ルゴ・マイズ）19歳。
彼は元ベネズエラの軍人でしたが、2018年12月28日に失踪し、2019年1月1日から脱走兵として扱われていました。
拘束された理由について2説
彼が何故「舌 盗んだ」の動画のような目に遭ってしまったのかについて2つの説を見つけることができました。
違法な金採掘に手を出し、ベネズエラ軍に捕まった説
1つ目の説は、レオサーが違法な（無許可の）金採掘に手を出し、ベネズエラ軍に捕まって動画のような目に遭ってしまったという説です。
この説ではレオサーは経済的な理由で軍隊を無断で抜け、違法な金採掘に手を出したとのこと。
レオサーが脱走兵として登録された直後、ベネズエラ軍が違法採掘を摘発するためにインヤンと呼ばれる鉱山地帯を襲撃しました。
そして偶然にもレオサーの元同僚が彼を発見。
- 司法手続き無しで脱走兵として処罰するべきだ。
- 脱走返予備軍への警告としても撮影した方が良い
と判断し、今回の映像になったとのこと…
つまりこちらの説ではレオサーは違法行為を行っており、ベネズエラ軍によって〇問されたということになります。
ギャングに敵だと勘違いされた説
もう一つの説はレオサーはギャングに敵だと勘違いされたという説です。
この説によると情報提供者の州兵からの通報を受けたギャングが鉱山の警備をしていたレオサーを敵だと勘違いしたそうです。ギャングはレオサーを拉致。
これにより彼が2018年12月28日に行方不明になり、2019年1月1日から脱走兵として扱われていたとのこと。
つまりこちらの説ではレオサーは違法行為を行っておらず、ギャングによって拷問されたということになります。
どちらの説が有力？
この2つの説でどちらが有力なのかははっきりと申すことはできません。
ただ同時期のベネズエラ軍による襲撃は実際にあり、違法採掘者8人がベネズエラ軍に捕らえられ、死亡したとも報じられていました。
動画外でも〇問された？！
「舌 盗んだ」の動画では映されていませんでしたが、レオサーは舌と右手の指だけではなく、左手の指と両目も…
彼の名前で検索をするとその状態の写真もヒットします。
被害者のその後
レオサーは2019年1月14日に鉱山近くの道路で通行人によって発見され、病院につれられて命は助かりました。
2019年10月には母親と共にインタビューに答えています。
そのインタビューによると、家族の力だけではレオサーの治療費をとても支払うことができず、広く支援を募っているようでした。現在は国の支援を受けているとのことです。
おわりに
今回の深堀で「舌 盗んだ」はベネズエラの金鉱で撮影された動画で、被害者は違法な金採掘者だった可能性があり、被害者はまだ生きているということを知ることができました。
今回の犯行がベネズエラ軍によるものであったかは不明ですが、その可能性も十分にあるということが怖いですよね…
最後までお読みくださいましてありがとうございます！
