『ブラジル ぐちゅぐちゅ』という検索してはいけない言葉を詳しく検索してみた

どうも、検索してはいけない言葉実況者のぴーちすと申します!

今回は「ブラジル ぐちゅぐちゅ」について。危険度7の検索してはいけない言葉とされているワードです。

上の埋め込みは「ブラジル ぐちゅぐちゅ」を深堀した私の動画「『ブラジル ぐちゅぐちゅ』を解説しようぜ!【検索してはいけない言葉】」です。

「ブラジル ぐちゅぐちゅ」は検索してはいけない言葉の中でも最も危険な危険度7のワード。『検索してはいけない言葉@ウィキ』では一度載っていたことはあるようですが、現在は削除されています。

一体このワードの背景にはどのようなことがあったのでしょうか?

「ブラジル ぐちゅぐちゅ」の動画内容

「ブラジル ぐちゅぐちゅ」と検索をすると、カルロ・グローチェというサイトの『【超・閲覧注意】生きたまま〇の中に腕を突っ込んでグチュグチュ…吐き気を催すほどグ〇いギャングの拷〇映像』という記事がヒットします(一部伏字)。

その記事に貼ってある動画には

  • 腹部に縦に大きな穴が空いた男性の…
  • 犯人がそこに腕を突っ込んで…

という衝撃的な内容が収められております。

内容については私の実況動画『検索してはいけない言葉を実況しようぜ!#95』をご覧ください!

「ブラジル ぐちゅぐちゅ」の背景

「ブラジル ぐちゅぐちゅ」と検索してヒットするかなり危険なこの動画。今回はこの動画の背景についてまとめてみます。

前段階の映像がある

「ブラジル ぐちゅぐちゅ」の動画は2020年5月9日にブラジル中西部マットグロッソ州ロサリオ・オエステで撮影されたものでした。

同日、WhatsAppというSNSで犯人によって編集された動画が拡散され、警察もこれを目にすることになりました。まず「ブラジル ぐちゅぐちゅ」の動画の前段階の映像が投稿されたのですが、それは屋内で男性が拷〇を受けている映像でした。

拘束されている被害者は所属している組織の仲間についての情報を聞かれているようでした。

どうやら被害者は犯罪組織PCCのメンバーで、他のメンバーとFacebookで繋がっていたようです。被害者が「皆、刑務所にいる」と言うと犯人の一人が被害者の膝を刺し、「正直に話せ」と脅しました。

被害者「解放してくれるのか?」

犯人「お前次第だ」

そして被害者が「唯一知っているのは」と話そうとすると、犯人たちはそれを聞かず畳みかけるように「お前を〇り開いてやる。生きたまま心〇を抉り出してやるからな。お前はその目で俺がお前の〇臓を抉り出しているのを見ることになる。」と言いました。

そして別のメンバーが「簡単に切り抜けられると思ってるんだろ?何も心配することはない。俺の近所にPCCの居場所はないんだ」と付け加えるように言いました。

そして今までの拷問が茶番であったかのように「さぁ、こいつの携帯電話は?」と被害者の携帯電話を操作し、欲しい情報を入手したような会話で前段階の動画は終わりました。

「ブラジル ぐちゅぐちゅ」の動画

その後、「ブラジル ぐちゅぐちゅ」の動画が2本目の動画として投稿されました。

2本目の動画にも犯人の音声が入っており、その声は「この野郎の心〇を抉り出せ。胸の下に手を入れて、心〇を取り出せ。手をそこに入れて抉り出せ」のような感じで別の犯人に命令していました。

そして、「この野郎には心〇すらない。さぁ3人のロバ共。こいつは全てを教えてくれたよ。ジェキリ、ジェフィーニョ、デニス。こいつらの心〇を探してみよう。3匹のロバを捕まえに行くとしよう。」とその後のターゲットを名指ししているようでした。

Thaison Silva de Morais

同日5月9日午前8:40頃、レカント・ドス・パッサロス地区のゴミ捨て場にて被害者のご〇体が発見されました。身分証などは何も持っていませんでしたが、入れ墨などからこの男性は「ピア」という呼び名で知られるタイソン・シルバ・デ・モライス(Thaison Silva de Morais)26歳だと判明しました。

彼は動画で拷問されていた男性で、やはり犯罪組織PCCのメンバーでした。

動画にPCCと敵対する犯罪組織コマンドヴェルメーリョのロゴが書かれていることから、犯人はコマンドヴェルメーリョのメンバーだと思われました。

犯人の一人とその供述

捜査当局は「ブラジル ぐちゅぐちゅ」の動画をWhatsAppに投稿した人物を特定。投稿者は「ジョアン・モエダ」という呼び名で知られているジョアン・パウロ・デ・カストロ・リマ(João Paulo de Castro Lima)でした。警察はサントアントニオ地区にあるジョアンの家で本人、それとヘロインや精密はかり、麻薬販売に関するメモが見つかり、逮捕に至りました。そして2本目の動画の音声がこのジョアンの物であるとわかりました。

ジョアンによると5月8日の午後11時、タイソンがジョアンの自宅にやってきたそうです。以前タイソンによる〇人未遂の被害に遭ったジョアンは彼を共犯者が到着するまで拘束しました。そして共犯者が到着すると、その共犯者はジョアンを置いてタイソンをどこかへ連れて行ってしまったそうです。

5月9日午前1時半ごろ、ジョアンはようやくタイソンが連れ去られた先を突き止め、辿り着きました。そこではタイソンが仲間によって拘束されていました。「簡単に切り抜けられると思ってるんだろ?何も心配することはない。俺の近所にPCCの居場所はないんだ」と発言したのはジョアンだそうです。

ただジョアンはその後の〇害を行ったのは仲間であり、自分は直接関与していないと主張しました。彼が実際の行為に参加したのは、動画のようにタイソンが亡くなった後からだと言うのです。

また他の共犯者が誰なのかは知らないし、自分はコマンドヴェルメーリョに所属していないとも主張。タイソンの死はPCCとコマンドヴェルメーリョの抗争によるものなのかという質問に対しても否定しました。

さらなる調査

ただし後の調査でジョアンはコマンド・ヴェルメーリョの縄張り内の小規模麻薬売人から手数料を徴収し、それを上司に送金するという責任を負っている人間だったということが判明しました。やはりジョアンはコマンド・ベルメーリョの構成員だったのです。

更なる調査で「ジェノ」という呼び名で知られるジェノイルトン・ドミンゴス・ドス・サントス(Genoilton Domingos dos Santos)と「Djミニョカン」という呼び名で知られるヘニルト・ドミンゴス・ドス・サントス(Genilto Domingos dos Santos)の2人が今回の事件の共犯者として逮捕されました。いずれもコマンドヴェルメーリョの構成員です。

拷問現場の木造の小屋はこの2人の自宅の裏にあり、そこには血痕が残っていました。

実際の事件の流れ

総合的な取り調べの結果、「ブラジル ぐちゅぐちゅ」の事件は、供述通り〇人未遂への復讐のため、そして供述と反することとしては犯罪組織の縄張り争いのために起こったことであるということがわかりました。

事件当日、ジョアンは親し気なふりをしてタイソンを自宅に誘い込み、誘拐。供述とは異なり、もちろんジョアンと共犯者2人は知り合いであり、ジョアンだけ置いて行かれたということはありません。3人でタイソンを小屋に移送し、1本目の動画。

そしてタイソンは近くのゴミ捨て場に運ばれ、2本目の動画(ブラジル ぐちゅぐちゅ)が撮影されました。

裁判

3人は犯罪組織による復讐と縄張り争いという動機、拷〇などの残酷な手段とそれらの隠匿、など様々な凶悪な要素がある加重〇人で起訴され、加えてジョアンは麻薬密売の疑いで起訴されました。

現在裁判手続き中の3人の保釈は認められておらず、予防拘禁されているそうです。

おわりに

今回の深堀で「ブラジル ぐちゅぐちゅ」には前段階の動画があるということ、事件は〇人未遂への報復・組織の縄張り争いのために起こったということがわかりました。

被害者も犯人に対して〇人未遂を行っており、それが失敗した結果、逆に…

最後までお読みくださいましてありがとうございます!

タイトルとURLをコピーしました