『ひよこミキサー』という検索してはいけない言葉を詳しく検索してみた

どうも、検索してはいけない言葉実況者のぴーちすと申します!

今回は「ひよこミキサー」について。危険度4の検索してはいけない言葉とされているワードです。

上の埋め込みは「ひよこミキサー」を深堀した私の動画『ひよこミキサー』を解説しようぜ!【検索してはいけない言葉】です。

「ひよこミキサー」は危険度4というかなり危険な検索してはいけない言葉です。

一体このワードの背景にはどのようなことがあったのでしょうか?

「ひよこミキサー」の動画内容

「ひよこミキサー」と検索をすると、PandoraTVという動画サイトの動画などがヒットしました。現在は削除されて視聴しづらくなっております。

動画内容は

  • 目出し帽を被った集団の一人がカメラに向かって原稿を読む
  • その後、ひよこを持った別の男がミキサーにヒヨコを…

という衝撃的な内容が収められております。

解説動画ではなくリアクション動画としては検索してはいけない言葉を実況しようぜ!#3をご覧ください!

「ひよこミキサー」の背景

「ひよこミキサー」と検索してヒットする衝撃的なこの動画。今回はこの動画の背景についてまとめてみます。

動画内で何を言っていたか?(オランダ語)

この動画は2005年6月21日に公開された映像でした。

動画の覆面の男性はカメラに向かってこう言っていました。

大変遺憾ながら、改めて挨拶させていただきます。我々は以前、Jamba(ジャンバ)に対し、非常に迷惑なコマーシャルの使用を6月20日までにやめるように要求した。そしてこの期限が守られていないことが判明した。これが極めて重大な問題であることを示すために、我々は約束を遵守する。Jambaのせいで、我々は愛するトゥイーティーを始末しなければならない。これはJambaへの戒めであり、迷惑な広告をすぐにやめる理由にもなるだろう。さもなくば、さらに素晴らしい抗議が続だろう。

つまりJambaという会社のコマーシャルが迷惑だからすぐにやめろという抗議のための動画だったようです。

Jamba!のCM

Jambaはドイツの着メロ配信会社です。

Jambaのコマーシャルは確かに当時、不快に思う人が多々いたそうです。

Uncensored Crazy Frog Jamster Original UK TV Ad

CMに登場するカエルキャラクターはJambaのマスコットキャラクター「クレイジー・フロッグ」。

CM内容が下品だ。
CM内容から料金などがわかりづらく、1回限りの支払いかと思ったら定期契約だった。

など様々な苦情が寄せられました。

またJambaのCMの回数は尋常ではなく、1つのCM枠で複数回流されるどころか、2回連続JambaのCMを見る視聴者も少なくなかったとか。

今回のひよこミキサーの動画には直接の関係はありませんが、イギリスではこのCMを夜9時前に放送するのを禁止されるほどでした。

オランダでも嫌われていたJamba!

そして舞台はオランダ。オランダでもこのクレイジー・フロッグは嫌われていました。そこでひよこミキサーの動画に映っていたnotonesという集団がオランダのオンライン広告代理店のQiに依頼して、Qiが今回の映像を撮影し公開しました。

現在は残されていないですが、文脈通りひよこミキサーの動画以前にJambaに対してCMをやめるよう要請する動画もあったそうです。

続編を公開し、正体を明かす

ひよこミキサーの動画はオランダを中心に拡散され、大きな反響を呼びました。中にはこのひよこはフェイクだと推測する意見もありましたが、確実にフェイクだと断定できる証拠はありません。

この大反響を受けてQiはnotonesの新たな動画を公開しました。

トゥイーティーはどうやら無駄死だったようだ。我々の直接的な行動はまだ望ましい効果をもたらしていない。しかし、我々はこの運動をやめない。今度はJambaの最も痛い場所を攻撃する。notones.nlで独自の着メロ配信サービスを開始する。我々notonesはこれまでのどの着信音よりも大きく、優れており、より鮮やかだ。不明確な価格、定期購入、煩わしいテレビコマーシャルはない。人々は反乱を起こす。革命の始まりだ。Jamba、これは警告だ。ご清聴ありがとうございました。

いままで正体不明だったnotonesは実はJambaと同じ着メロ配信サービスの会社だったのです。

これについてQiやnotonesは批判の対象になりました。

一方で、倫理的に問題であったとしても、注目が集まったのは間違いない事実であり、広告としては賢かったという広告代理店のQiを賞賛する意見もありました。

おわりに

今回の深堀で「ひよこミキサー」の動画は

  • オランダで撮影された
  • 過激派集団によって作成された動画ではなく、着メロ配信会社が競合会社の迷惑な広告を批判するように見せかけて、自らを世間に売り込むために行ったキャンペーンの動画である

ということがわかりました。かなり過激なキャンペーンでしたね…

最後までお読みくださいましてありがとうございます!

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