どうもexeゲーム実況者のぴーちすです!
今回ご紹介させていただくゲームは
『Sonic.EXE』
※こちらは株式会社セガゲームスの公式作品ではなく、同人作品です。
作者・ダウンロードサイトなど
MY5TCrimson氏
『Sonic.EXE』の作者はMY5TCrimson氏という海外のクリエイターさんです。MY5TCrimson氏は主にソニックのパロディインディーゲームをリリースなさっており、Game Joltにも登録なさっております。
『Shrouded』というオリジナルホラーゲームもリリースなさる予定ということで、楽しみです!!
MY5TCrimson @MY5TCrimson(Game Jolt)
exeゲームの草分け的な存在で、ある意味「全ての元凶」です(ホメ言葉)。
ダウンロード
『Sonic.EXE』はGame Joltからダウンロードできますので、下記リンクよりアクセスください。
Sonic.EXE(Game Jolt)
ゲーム内容(ネタバレ)
YouTubeに実況動画をアップロードさせていただきましたが、諸事情により動画をご覧になれない方もいらっしゃるかと存じますので、以下に『Sonic.EXE』がどのようなゲームであったかをご紹介したく存じます。
操作方法
移動:矢印キー
ジャンプ:スペースキー
パンチ(ナックルズ操作時):Xキー
タイトル画面
タイトル画面については一見普通の『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』と同じです。
とくに何も操作しなくても時間経過で勝手にゲームが始まるのですが、メニュー画面に切り替わる直前に…
邪悪なタイトル画面に変わってしまいました…。表示されるのはほんの一瞬ですが、かなり不気味ですね。
※「SEGA 666」の「666」は聖書では「獣の数字」として忌み嫌われているようです。映画『オーメン』などでも良く悪魔の象徴として出てきますよね!(ro maさん、情報ありがとうございます!)
メニュー画面
先ほどのタイトル画面の後、メニュー画面が表示されます。
左からテイルス・ナックルズ・エッグマンとお馴染みのキャラクターが並んでおりますね(エッグマンは悪役ですが…)
鍵がついているキャラクターは選択できませんので、テイルスから選択していきましょう。
選択すると不気味な笑い声が鳴ります。。。
テイルス
各ステージではメニュー画面で選択したキャラクターを操作することになります。したがって、最初はテイルスが操作キャラクターですね。
HILL ACT1
テイルスは『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』の第一ステージ「グリーンヒルゾーン」のようなステージを冒険することになります(ステージ名としては「HILL ACT1」です)。
敵キャラは一切登場せず、平坦な道が続きます。しばらく進んでいくと…
動物たちの亡骸が散乱しております。
その動物たちの亡骸を通り抜けると、BGMが止まり、ジャンプができなくなります。その状態で右方向に進むと…
ソニックが待っています!!ある程度近づくとイベントが発生し、テイルスが勝手にソニックに向かって歩き出し…
sonic.exeが本性を現します。タイトル画面で一瞬映ったソニックのように、瞳は赤く、本来白目であろう部分は黒くなっております。それだけで怖いってスゴイ。
そして画面が暗転し、テキストが表示されます。
よう。俺と遊びたいのか?
ちなみに…
動物の亡骸を通り抜けている最中、sonic.exeがこちらの様子を伺っている場面がございます。
木の影に隠れて、逆さになったsonic.exeのドットが見えますよね!
プレイ中・編集中には気がつきませんでしたが、視聴者の方にコメントでお教えいただきました!(ro maさん、ありがとうございます!)
HIDE AND SEEK
ゲーム画面が表示され、引き続きテイルスを操作することになります。ステージ名は「HIDE AND SEEK(かくれんぼ)」。
ステージの印象は東京ディズ○ーランドのウェ○タンリバー鉄道のトンネル。音楽もグラフィックも…(雰囲気が似ているというだけで、同じというわけではございません)。
今度のテイルスは止まると、涙ぐんだ顔で右を指差します。右に進みましょう。
しばらく進むと…
sonic.exeが笑い声をあげながら、画面中を乱舞します。そしてテイルスはsonic.exeに追いかけられることに…。ここでのBGMはかなり焦燥感を煽ります。
プレイヤーがどんなに念を込めて右キーを押しても、結局テイルスは逃げ切ることはできずsonic.exeに捕まってしまいます。そして…
(上記の画像は私がブログ用にモザイクをかけたものです。気になる方は是非プレイしてみてください!!)
遅すぎだぜ。
もう一回やるかい?
sonic.exeは煽ってきますが…
次に表示されるメニュー画面では既にテイルスは再起不能になっております。黒ずんで目からは血のようなものが出ておりますね。
次はナックルズを選択できるようです。
ナックルズ
ステージ名は「YOU CANT RUN(お前は逃げられない)」。
ナックルズはXキーでパンチを繰り出すことが出来ます。逃げられないのならば、sonic.exeに鉄拳を浴びせましょう!!
このステージは特に起伏はございません。右に進んでいくと…
若干赤みかかった砂嵐が表示され、その後表示されたステージが血みどろになってしまいます。気にせず右に進むと…
みつけた。
まだ前ステージのかくれんぼが続いていたとでも言うのでしょうか…。とはいえ、今回はパンチすることができます!そこでsonic.exeにパンチを食らわせようとするのですが…
sonic.exeに近づくと、煙のように消え、背後に移動されてしまいます。この不毛な追いかけっこの結果、最終的にナックルズが追い詰められてしまいます。
そして…
テイルスに続き、ナックルズまでもが…。
一緒に遊ばなきゃならない魂が沢山あって、時間が足りないな
そうだろ?
これはテイルスなどのキャラクターのことを指しているのでしょうか?それともプレイy…
いよいよエッグマンの番ですね。
Dr. エッグマン
ステージ名は「・・・」。ブランクということでしょうか。
日本では「Dr. エッグマン」と呼ばれているこの男性は、海外では「Dr. ロボトニック」と呼ばれるケースが多く、左下の表示は「DR. R」になっておりますね。
右に進むと下り階段があり、それを下っていくようなステージです。エッグマン自身はジャンプすることができませんので、一度降りたら戻ることは出来ません。
フロアを移動すると松明の色が変わります。
2フロア下にたどり着くと、松明の炎が消えてしまいます。そのフロアを右に進むと…
こうなります。
通常エンディング
赤い砂嵐の後、かなり怖めのsonic.exeの画像が表示されます。
無音なので大丈夫と思っていると…
獣のおたけびのような音と共に、「I AM GOD」バージョンに画像が切り替わります。
第2ラウンドの準備はいいか,○○(ユーザーネーム)?
ここでWindowsのユーザーネームが抜かれるのですが、ユーザー名が日本語だとフォントが対応していないのか正常に表示されませんでした。
ちなみにユーザー名を半角英数にして再挑戦したのですが同じく表示されませんでしたので、おそらくUsersフォルダー名を参照しているのではないかと思われます。
sonic.exeに名前を呼んでもらいたいお友だちは是非最初から半角英数で登録したユーザーでプレイしてみてください(他にもこのようなゲームは多いのでオススメです)。
そしてゲームクリア画面。「GAME OVER」とありますが、一応クリアです。テイルスの表情がスゴイ。
この画面でしばらく放置していると…
自分自身を解放する方法があります。もう一度私たちの魂を取得するための呪文。
しかし、我々はそれを話さなければならないが、我々は話すとき
音が出ない。我々は、すべての聴覚障害です。
だから、失敗は避けられない。そして、私は今まで私の内部のベットに入る後悔
私の中の悪魔と。
不死対魂ひったくり。
ジェイクシャンリー対ゲーリークルック
アンビションは過大評価されて
変なところで改行されている場合、大変申し訳ございません(スマホでご覧くださっている場合などは大変読みづらいかと存じます)。実際の画面に表示された部分で改行させていただいた次第です。
全く意味のわからない文章が表示されました。おそらく以前ご紹介した「Mario.exe」ではこの演出を元に謎の日本語文が表示されたのでしょう。
ともかくこの日本語文が示す意味は、以降にご紹介する隠しエンドを見るとわかるかもしれません。
隠しエンディング
この『Sonic.EXE』というゲームには隠しエンディングがございます。
隠しエンディングを見るためには、各キャラクターに1つずつ設けられた隠し要素を発見しなければなりません。
テイルスの隠し要素
テイルスの隠し要素は「HILL ACT1」ステージの左端にあるのですが、ステージ開始直後左に進んでも何も起こりません。
動物の亡骸が登場し始める辺りまで右に進んで、そこから左端に引き返すと隠しイベントが発生します。
起伏はございますが、特に落下してゲームオーバーになってしまうような場所はございませんので、安心して(?)右に進んでいきましょう。
ソニック(sonic.exe?)の所にたどり着くと、元いたステージに戻されます。そして、再び左端に向かうと…(今回は右に行ってから戻るというような儀式は必要ございません)
黒いリング(ブラック・リングというらしいです)があるので、GETしましょう!!
(「Die!」という声とともに左上の「RINGS」が-1されてしまいますが、これが隠し要素を1つ達成したという証です)
ナックルズの隠し要素
ナックルズの隠し要素もステージ左端にございますが、ナックルズの場合はステージ開始直後から左に行っても達成することができます。
左に行くとステージの床がなくなっておりますので、その穴の中に落ちましょう。
すると画面がバグったような挙動を示します。
ルールに従って遊ぶのが好きじゃないのかい?
おそらくプレイヤーへの問いかけだと思います。
隠しステージの名前は「FFFFFF」。パソコンで色を選択する際に白を選ぶとカラーコードは「#FFFFFF」になりますよね。同じ6桁の16進数… 何か意味があるのでしょうか。
お前は一緒に遊んでいて楽しいやつだな、○○(ユーザーネーム)。
波紋がもやもやと表示されてかなり見づらいですが、ステージ上に文字が表示されております。
でもここは俺の世界だ…
まもなくだ…
まもなく、○○は俺達の仲間になる…
○○、聞いているか?
次はお前だ
ここで砂嵐が表示され、ナックルズは元のステージに戻されます。
テイルスのときと同様に、再び左に戻ればブラックリングがあるので、GETしましょう!!(穴に再び落ちることはできませんでした)
エッグマンの隠し要素
エッグマンの隠し要素も上記2キャラ同様左端にございますが、ステージ開始直後に左端に行っても何も起こりません。
階段を降りる手前まで行って、左端に行く必要があります。
ちなみに前述のようにエッグマンはジャンプが出来ませんので、1段でも階段を降りてしまうと隠し要素は取れなくなってしまいます。ご注意ください。
最初はかなりメカメカしい隠しステージですが、1段降りると禍々しいステージに変わります。
何故お前は抗い続けるんだ、○○?
俺のゲームは始まったばかりだぜ。
この文章を通り過ぎたあたりで、元のステージに戻されます。
あとは上記2キャラ同様、左に戻ってブラックリングを回収し、エンディングに向かいましょう!!
隠しエンディングの追加要素
隠しエンディングの用件を満たしていても、「GAME OVER」画面までは通常エンディングと全く同じです。
それ以降が異なってきます。
謎の文章
まず謎の日本語文が英文になっております。
我々を解放する方法がある。もう一度魂を手に入れるための呪文だ。
我々はそれを唱えなければならないが– 唱えても音が聞こえない。
我々は皆、耳が聞こえないのだ。
だから失敗は避けられない。私は内なる悪魔と賭けをしてしまったことに後悔している。
不死 と 魂の奪取
ゲイリー・クロック と ジェイク・シャンリー
野心が行き過ぎたのだ…
ともかく誰かが悪魔と賭けをして、負けた結果魂を奪われてしまったようですね。勝てば不死を手に入れることができたとでもいうのでしょうか。
ゲイリー・クロック氏とジェイク・シャンリー氏は、『Sonic.EXE』の作者MY5TCrimson氏が同ゲーム初verの公開の4年後に大学で出会った友人らしいです(本人のFaceBook参照)。
主人公:ソニック・ザ・ヘッジホッグ
上記の不気味な文章の画面でしばらく待つと、ソニックを操作できるパートが始まります。
特にアクション性はなく、不気味なオブジェの立ち並ぶ平地を右に進むステージです。
プレイ中、リアルな怖い画像がバン!と表示されるのでご注意ください。
ナックルズの隠しステージ同様、文章が背景に書かれております。
お前には服従する機会があった。
だが今、お前は離れすぎてしまった。
彼らの声が聞こえるか?
彼らはお前に何かを伝えんとしている。
あぁ、彼らと遊ぶのは楽しかったな。
お前と同じくらいね、○○。
ゲイリーにジェイク、そしてカイルがいた…
ここら辺で野獣のような顔をしたsonic.exeの画像が迫ってきて、その赤みかかった画像が表示されます。
そして再び謎の文章…
私は殺され、虐殺怒って殺した。
すべての私の強さは消えていたまで、私が殺した。
そして、まだ彼らは、私の拷問に上昇した
悪魔のための唯一の楽しみで死ぬ。
これについて、何かわかる方がいらっしゃいましたら是非教えてください!
まとめ
かなり楽しめるゲームで、exeゲームの火付け役だと聞いて納得した良作でした!
是非皆様もプレイしてみてください!!怖いです!!