どうも、検索してはいけない言葉実況者のぴーちすと申します!
今回は危険度1の検索してはいけない言葉とされている「愛生会病院(あいせいかいびょういん)」について。
愛生会病院は埼玉県久喜市に実在する内科・小児科・産婦人科の病院なのですが、どうして検索してはいけない言葉になっているのでしょうか。
本記事では「愛生会病院」について
- 検索したら何がヒットするのか
- ホームページ閉鎖のツイート
- どんなホームページだったのか
- 院長とインターネット
これらを詳しく見ていきたいと思います。
危険度1・ジャンル
「愛生会病院」の検索してはいけない言葉としての危険度は1です。危険度1は「人によっては不快かも」と言われています。
「愛生会病院」のジャンルは「ジョーク、ネタ 電波 サイケ、点滅」。
危険度1にはグロテスクな言葉などは少なく、ジョーク系が多くなっております。この「愛生会病院」の場合もジョーク系の言葉と言えます。
この言葉で検索すると?
「愛生会病院」と検索をすると普通の病院の公式ホームページがヒットします。
実は検索してはいけない言葉とされている愛生会病院の公式ホームページは2013年に閉鎖されました。
その後2015年にリニューアルされ上のリンクのような普通のホームページになったそうです。
病院名も愛生会内科・婦人科クリニックに変わっておりました。
下の埋め込みは私の実況動画です。
00:38から「愛生会病院」を検索しております。
ホームページ閉鎖のツイート
昔の愛生会病院が検索してはいけないとのことですが、上述のように2013年に閉鎖されてしまいました。
その際に院長の息子さんが2013年5月14日以下のようなツイートをしました。
【続報】『愛生会病院のHPが閉鎖』 …残念ながら、 …本日、院長が「2ヶ月以内に閉鎖する」という声明を発表しました。。。
(出典:https://twitter.com/miya_blu_swing/status/334318980703588352)
ツイートは1500以上もRTもされました。
当時このツイートを受けて、愛生会病院に問い合わせをした方もいたようです。その方によるとこのツイートの時点では閉鎖を把握していないスタッフの方もいたそうです。
そのことから「閉鎖はガセかも…」という淡い期待もありました。しかし実際に2か月以内の2013年7月1日にホームページは閉鎖されてしまいました。
愛生会病院はどんなホームページだった?
今は洗練され凄く見やすくなった(なってしまった?)愛生会病院のホームページ。
昔は「凄く派手な病院のホームページがあるぞ」ということで、2chなどで伝説になりました。
そのホームページがどのような見た目であったのか、軽く見ていきましょう。
トップページがチカチカ
愛生会病院ホームページのトップページにアクセスすると、ページが重すぎるためしばらく黒背景と下をスクロールする文字だけのまま何も表示されませんでした(環境によって変わるかもしれません)。
まばらに画像が表示されていき、すべて表示されると…
ものすごく派手な色使いに、チカチカする招き猫、大きくなったり小さくなったりする病院名と病院のホームページとしては斬新なデザインになっています。
ホームページとしての情報
ほとんど画像にハイパーリンクが貼られており、画像をクリックするとそれぞれのコンテンツに進むことができます。
- 愛生会病院外観、院内の写真などのビジュアル紹介
- 診療時間、母親学級、担当医、アクセスなどの情報
- 求人・職員の情報
- 赤ちゃんの鼓動を聞けるページ
- 愛生会病院院長の御先祖「中宮本家」の歴史
- 医師会などのリンク
などなど真面目な情報から面白い情報まで盛りだくさんなホームページでした。
情報展示館
そんなコンテンツ盛りだくさんな愛生会病院のホームページ。
その中でも特に充実していたのが「Information Gallery」と書かれたバナーの先です。
アクセスすると「情報展示館」というページにアクセスできます。
1階ギャラリー、2階ギャラリー、3階ギャラリーとそれぞれジャンル分けされておりました。
1階ギャラリー
1階ギャラリーは「scratch pad(メモ帳)」とされていました。
1階ギャラリーには妊娠反応や胎児発育などについて詳しく書いてありました。
2階ギャラリー
2階ギャラリーは「public floor(公的な階)」とされていました。
2階ギャラリーには愛生会病院のビジュアルや病院としての方針などに関するコンテンツがありました。
3階ギャラリー
3階ギャラリーは「private floor(私的な階)」とされていました。
3階ギャラリーには愛生会病院の院長の個人的に興味のあることなどを読むことができるコンテンツがありました。
愛生会病院ホームページ開設の挨拶がエモい
愛生会病院のホームページにどのようなコンテンツがあったか軽く見ていきました。
今回私が注目したいのは情報展示館の3階ギャラリーにある『「home page 開設の挨拶」に換えて』というページ。
愛生会病院の院長は平成6年からインターネットの勉強を始めました。
平成7年にネット開通するも様々な困難にぶつかり、一旦インターネットからは離れてしまいました。
平成9年に息子さんがインターネットサーフィンをしているのを見て、自分のホームページを作れることを知り、インターネットを再開。
「IBM Home Page Builder Ver 3.0」 という本を読み、ホームページを作り始めたそうです。
そのエピソードの後に結びとしてかかれた言葉がすごく心に来ました。
home page の原稿も何となくカッコ付いたので upload する事にしました。我ながら「マー・イイダロー」と思っております。私は元々美的音痴(変な表現ですが、「美痴」よりマシ?)で、小・中・高校時代と一貫して5段階評価で4以上をもらった事のない実力です。 自ずと美的感性の高望みは不能であり、己の DNA の連鎖配列を恨むしかありません。
処で最近他人の home page に全然 accessしてないので、感覚がズッコケテいると思いますが、オイオイ是正していくつもりデス。今後ともよろしくもよろしくお願いします。
そのデザインからネットでは散々ネタにされてきた愛生会病院のホームページ。
この文章を読むとなんだかネタにするのも申し訳ない気がしてきます。
ともかく日本で個人がインターネットを利用できるようになったのは平成6年だそうです。
その平成6年からネットの勉強を始めた愛生会病院の院長は先進的で素晴らしい人物だと思いました。