「ウクライナ21」とは、2007年にウクライナにて発生した、凶悪事件のことです。
犯人達は犯行の様子を動画に残しており、検索をするとその動画がヒットすることから、「検索してはいけない言葉」とされています。
注意: 本記事では、精神的ショックを受ける可能性がある内容について言及しますが、過激な表現を抑えつつ解説しています。
| ワード名 | ウクライナ21 |
| ジャンル | グロ・非常識・鬱・真実・殿堂入り |
| 危険度 | ★★★★★★☆(危険度6) |
以下はぴーちすが「ウクライナ21」を検索した際のリアクション動画です。ぜひご覧ください。
この記事では「ウクライナ21」について詳しく解説していきます!
「ウクライナ21」の概要
「ウクライナ21」を検索すると、ある動画がヒットします。
その動画は、ウクライナの若者によって行われた市民の襲撃を記録した動画であり、その様子は衝撃的であるため、閲覧は非推奨です。
「ウクライナ21」の動画内容
この動画には極度に暴力的な描写や、心理的な影響を与える可能性が高いシーンが含まれています。
その動画では森の中で1人の若者が、高揚した様子で、男性を襲撃する様子が映されています。若者は凶器として、何かの鈍器や、アイスピック、ハンマーを用意していました。
動画には、襲撃された男性が悲劇的な結末を迎える場面が含まれており、その一部始終が記録されています。
なお、動画内容についてさらに知りたい方は、ぴーちすの「ウクライナ21」検索実況動画(YouTube)をご覧ください。ただし、閲覧注意です。
「ウクライナ21」の背景
今回の動画にまつわる事件に関して、非常に過酷な内容が含まれているため、視聴者には強い心理的影響を与える可能性があります。しかし、この事件の詳細を知ることは重要です。
ウクライナにて、2007年6月から7月
この事件は、ウクライナのドニプロペトロウシク州にて発生した事件です。犯人グループが、2007年6月から7月という1ヵ月間で、21人を襲撃し、その命を奪ったことから、「ウクライナ21」と呼ばれています。
この事件は、英語圏では他に、以下のような呼び名で知られています:
- Dnepropetrovsk maniacs(ドニプロペトロウシクの狂人達)
- 3 Guys 1 Hummer (3人の男と、一本のハンマー)
犯人は3人の少年
この事件の犯人は、以下の3人の少年でした(年齢は当時の年齢です):
- 動画での実行犯
Íhor Volodýmyrovych Suprunyúk (19)
(イーゴル・ヴォロディームィロヴィチ・スプルニューク) - 動画の撮影者
Víktor Íhorovych Sayénko (19)
(ヴィクトル・イーホロヴィチ・サイェンコ) - 共犯者
Aleksándr Aleksándrovych Hanzhá (19)
(アレクサンドル・アレクサンドロヴィチ・ハンジャー)
タクシーを偽装
彼らは、スプルニュークが所有していた緑色のセダンに行灯を付け、普通のタクシーを装い、ターゲットを乗せました。そして、ターゲットを適当な場所で降ろした後、動画で登場したような鈍器やアイスピック・ハンマーで凶行を行ったそうです。
ターゲットは弱い立場
ターゲットとしては、老人やホームレスや女性や子供などのように、犯人たちが自分よりも弱いと判断した人達が選ばれました。
快楽目的・金品目的
犯人たちは、後述する過去により、様々な度胸試しを行っておりました。この「ウクライナ21」も度胸試しの一環であるとして、快楽目的の犯行とされています。
また、犯行後には、被害者から金品を強奪し、質屋に出していました。
さらに、動画を撮影したのは、売るためであったと証言しており、犯行は金品目当てでもあったと言えます(実際には販売されず、流出)。
「ウクライナ21」の犯人の過去
このような犯行は、どのような場合であっても犯してはならないものです。しかし、犯人達には、この犯行を犯すことになった経緯がありました。
いじめられていた
犯人の3人は、事件の数年前から、いじめっ子に虐げられていました。
そして、事件の5年前からいじめっ子に対する恐怖を克服するために、ナチスのアドルフ・ヒトラーに傾倒したり、様々な度胸試しに興じるようになりました。
過激化する度胸試し
彼らの度胸試しは、最初はアパートの15階のバルコニーに何時間も立ち続けたり、手摺からぶら下がったりする程度でしたが、次第に動物虐待など過激化していきました(その時の写真もインターネット上に流れています)。
事件の2年前には、スプルニュークが少年を殴り倒して、自転車を強奪する事件を起こしています。スプルニュークはこの自転車をサイェンコに売りつけ、2人とも警察に補導されました。
このように度胸試しが過激化していった結果、価値観が歪み、今回の「ウクライナ21」が発生してしまったと考えられます。
「ウクライナ21」の結末
少年たちが起こした凶悪事件は、どのような結末を迎えたのでしょうか?
質屋から位置情報が判明
犯人グループが被害者から奪った金品を引き受けた質屋が、被害者の携帯電話の電源を入れたときに、位置情報が割り出されました。
そこから、警察の捜査が進展し、2007年7月23日、犯人の3人は逮捕されました。
裁判は難航
犯人の3人は、当初、犯行を認めました。
しかし、主犯の一人であるスプルニュークは、その後、供述を覆して、犯行を否認しました。その結果、裁判は難航し、一審判決まで約2年間かかりました。
一審判決
2009年2月11日、ドニプロペトロウシク地方裁判所は、主犯であるスプルニュークとサイェンコには、それぞれ21人と18人の殺人及び、15件の強盗と多数の動物虐待に直接関与したとして終身刑を言い渡しました。
また、共犯者のハンジャーは、血液恐怖症等を患っていたため、殺人や動物虐待には関与しなかったものの、彼には強盗罪が適用され懲役9年の判決が下りました。
出典:裁判所は「ドニプロペトロウシク狂人」に判決を下した(MOCT/アーカイブ)
上告は差し戻しで、判決変わらず
終身刑を言い渡された2人は、その後、ウクライナ最高裁判所に量刑を不服として上告しました。
地方裁判所の差し戻しとなり、再度一審の裁判所で審理が行われましたが、その量刑の判断は変わらなかったため、2人の量刑は終身刑で確定しました(現在も服役中)。
出典:調査対象となった市住民の半数は、「ドニプロペトロフスク狂人」に対する判決は公正だったと考えている。(MOCT/アーカイブ)
共犯者は出所
2019年4月、共犯者のハンジャーは刑期を満了し出所しました。結婚して2人の子供がいるとのことです。
出典:「ドニプロペトロフスク狂人」事件:21人を殺害したギャングのメンバーの1人が釈放される(Факты/アーカイブ)
「ウクライナ21」の動画流出の経緯
この事件の動画は、先述の通り、犯人たちが後に販売する目的で撮影したものであり、結果的に販売されませんでしたが、有史初のスナッフ・フィルムとされています。
この動画はどのようにして、インターネット上に流出したのでしょうか?
犯人達による流出ではない
「ウクライナ21」の動画がインターネット上に流出したのは、2008年末とされています。
犯人グループは、2007年7月23日には既に逮捕されており、動画をインターネット上に投稿することは不可能であるため、犯人達による流出ではありません。
誰による流出か不明
この動画が、何者によって流出したのかは、明らかになっていません。
「ウクライナ21」の模倣犯
「ウクライナ21」の模倣犯として、同じく「検索してはいけない言葉」とされている「アカデミー・マニアックス」という事件があります。詳しくは以下の記事をご覧ください。
「ウクライナ21」の動画の見方
「ウクライナ21」の動画は、上記のように過激な表現を含んでいることから、多くのプラットフォームで規制の対象になっています。
しかし、現在でも以下のサイトなどで閲覧できる可能性がありますが、閲覧は非推奨です(全て当ブログの記事への内部リンクです):
なぜ「検索してはいけない言葉」とされるのか?
「ウクライナ21」は、なぜ「検索してはいけない言葉」とされているのでしょうか?
映像が衝撃的だから
「ウクライナ21」の動画には、視覚的に非常に強烈な暴力的な描写が含まれています。
そのことから、視聴者の中には、この動画を見た後にトラウマになり、検索したことを後悔したという声も多く寄せられています。視聴者に心理的な影響を与える可能性が高く、そのために「検索してはいけない言葉」としてインターネット上で警告されることとなりました。
なぜ危険度6なのか?
この動画は、その事件の凶悪性から、「これは酷い」「震えが止まらない」「動画を早く消してほしい」などのコメントも多く、閲覧するとほぼ確実に精神的に負担がかかると評価され、危険度6の検索してはいけない言葉として分類されています。
そのため、このワードでの検索はおすすめできません。心の準備ができていない方々にとっては、深刻な精神的負担を引き起こすことがあるため、絶対に検索してはいけません。
「ウクライナ21」を振り返って
「ウクライナ21」の動画は、度胸試しに興じた結果、思想が過激化したウクライナの若者によって撮影された犯行の様子でした。
どんな思想があっても、このようなことはやるべきではないと思います。「ウクライナ21」のような事件が、この先起こらないことを望みます。
他にも「検索してはいけない言葉」についての記事を随時更新していますので、興味があればぜひチェックしてみてください。
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