We Become What We Behold:鬱展開の報道シミュレーションゲーム【検索してはいけない言葉】

このページでは『We Become What We Behold』のネタバレ付きの解説をします。

このページからネタバレを含みますので、閲覧の際はご注意ください。

『We Become What We Behold』の内容解説

以下は『We Become What We Behold』の内容をストーリー順に追っていった解説です。

タイトル

ゲームを起動すると、タイトル画面が表示されます。

タイトル画面には、灰色の草原に以下の要素が表示されています:

  • ゲームタイトル
  • PLAYボタン
  • 大量殺人や俗物思想の描写が含まれている注意書き
  • その画面を映しているテレビ(無限ループ)

PLAYボタンをクリックするとゲームスタートです。

オープニング

ゲームが始まると、草原の環境音と共に、黒い背景に以下の白いテキストが表示されます:

“We become what we behold.
We shape our tools and then our tools shape us.”
Marshall McLuhan (misattributed)

【訳】
「私たちは見るものになる。私たちは道具を形作り、道具が私たちを形作る。」
マーシャル・マクルーハン(誤引用)

「誤引用」と書かれているのは、この言葉は実際には、マーシャル・マクルーハン氏ではなく、その友人のジョン・カルキン神父の書いた言葉だからです。

カメラで撮影する

オープニングが終わり、本編が始まると、灰色の草原に沢山の丸い人と四角い人が歩き、真ん中にはテレビが設置されている画面になります。

ここからプレイヤーは、マウスカーソルでカメラアングルを動かし、クリックで写真を撮ることができます。スクープにならない写真を撮ることはできますが、ゲームのストーリーは進行しません。

以下、被写体とストーリーラインです(丸い人=丸、四角い人=四角):

被写体 報道内容 結果
帽子の丸い紳士 おー、良い帽子。 人々の間で帽子が流行る
丸と四角のカップル 気持ち悪い、人前でいちゃつくな。 恥ずかしがって逃げる
帽子を被った人 帽子はもうカッコよくないよ。 皆が帽子を脱ぐ
他人に吠える四角い狂人 四角い狂人、襲撃する。 丸が四角に怯える
四角に怯える丸 丸、四角を怖がる。 四角が気分を悪くする
丸に「フン」とする四角 四角、丸を鼻であしらう。 丸が怒る
カップルに吠える四角い狂人 こいつら、今何やってんの? スクープじゃない
帽子を貰って、仲良くする
カップルと狂人
人が仲良くしている報道なんて、
誰がチャンネル合わせるの?
スクープじゃない
微笑んでいる狂人 平和は退屈だ。暴力が流行るんだ。 スクープじゃない
微笑んでいる狂人 どんな物語にも対立が必要だ。だから… スクープじゃない
微笑んでいる狂人 視聴者の欲している物を与えるんだ。 スクープじゃない
微笑んでいる狂人 (怒鳴ってる奴を撮影するんだよ) スクープじゃない
四角に叫ぶ丸 丸は四角を憎んでいる。 四角と丸が怒る
丸に叫ぶ四角 四角は丸を憎んでいる。 四角と丸が怒る
平和を訴えるカップル 微笑んでいる狂人の時と同じ スクープじゃない
叫んでいる人 ほとんど全員が皆を憎んでいる。 四角と丸が怒る
叫んでいる人 皆が皆を憎んでいる!!! 四角と丸が怒る
狂人に銃を向ける帽子の紳士 スクープじゃない
銃撃後の混乱した草原 怖がれ。怒れ。 四角と丸が武器を持ち出す

その後、四角と丸は互いを攻撃し、流血表現が激しくなります(ご遺体にはモザイクがかけられる)。

プレイヤーがその混乱を撮影するたびに、武装する市民が増え、混乱は加速していきます。

それをノートパソコンで見ている

混乱が進むと、徐々に画面が離れていき、その草原の画面がノートパソコンに映されたものであったことがわかります。

そして、画面が暗転し、クレジットが表示されます。

生き残ったのは…

最後に、暗くなった草原が表示されます。

中央のテレビの周りに大量の遺影が飾られていて、そのテレビを、生き残りであるカップルと3匹のコオロギが見ています。

その画面で左クリックをすると、シャッター音が鳴り、画面が暗転し、ゲーム終了です。

『We Become What We Behold』を振り返って

今回は、危険度2の検索してはいけない言葉にもなっているゲーム『We Become What We Behold』を解説しました。

確かに大衆は過激でセンセーショナルなスクープを好み、あまり良い話などは注目されにくい印象があります。そして、メディアが市民の過激な感情を煽り、メディア自体がセンセーショナルな事件を扇動してしまう…そんな現象を上手く描いたゲームだと思いました。

他にもぴーちすが検索した「検索してはいけない言葉」についての記事を随時更新していますので、興味があればぜひチェックしてみてください。

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