「ポピーザぱフォーマー」【検索してはいけない言葉】

『ポピーザぱフォーマー』は、かつてケーブルテレビのキッズステーションで放送されていた、シュールでブラックユーモア溢れる3DCGアニメ。しかし、そのあまりに過激な描写から、現在では『検索してはいけない言葉』として認識され、多くの人々がその内容に驚きと恐怖を抱いています。

分類:グロ・ジョーク・ネタ
危険度2

以下は、私が「ポピーザぱフォーマー」を検索した時のリアクション動画です。ぜひご覧ください。

検索してはいけない言葉を実況しようぜ!#2【もぺもぺなど】

この記事では「ポピーザぱフォーマー」の詳細と検索してはいけない言葉として分類された理由を詳しく解説しますので、最後までお楽しみください。

「ポピーザぱフォーマー」とは

『ポピーザぱフォーマー』は、ウサギの被り物をした見習いクラウンの「ポピー」、仮面を被った謎の動物「ケダモノ」、そして太陽の被り物をしたポピーの父親「パピィ」(2クール目から登場)らによる、シュールでブラックユーモア溢れるドタバタギャグコメディサイレントアニメです。

この作品は、以下のような刺激的で過激な描写が多く含まれています:

  • 爆弾を炸裂させる
  • 凶器で登場人物を切断する
  • 銃で射殺する
  • 登場人物を食べる
  • 車で引き摺り回す
  • 剣を飲み込む

子ども向けアニメとは思えないこれらの残虐な描写は、大人の視聴者にとっても衝撃的な内容です。こうした要素が原因で、キッズステーションでは放送を自粛したエピソードが2話存在しています(内容は後述します)。

一方で、デザインと3DCGの特性を生かした演出が、不条理ギャグとして昇華され、独特のシュールな世界観を形成しています。

以下は基本情報です。

  • 放送期間: 2000年1月~(全39話)
  • 放送局: キッズステーション
  • 制作: 瑞鷹(ズイヨー)とキッズステーション
  • エピソード形式: 1話5分(本編約4分)

作者は別の方ですが、『ポピーザぱフォーマー』のような3DCGを使用した作品で、同じく検索してはいけない言葉になっている作品として『もぺもぺ』というPVがあります。詳しくは当ブログの『もぺもぺ』の解説記事をご覧ください!

『ポピーザぱフォーマー』の制作の背景

この作品は、CGアニメーションの制作を模索していた増田龍治氏が、キッズステーションの空いていた5分枠を知人に頼み込む形で始まりました。非常に低予算(月10万円)で制作され、瑞鷹社内で少人数のスタッフがCG製作や編集などを手がけました。

制作コストを抑えるため、以下の工夫が取り入れられています:

  • キャラクターや背景はすべて3DCGで描かれ、砂漠というシンプルな舞台設定を採用。
  • 出すキャラクターは当初2人までに制限。
  • 同じシーンを使い回す演出を積極的に採用。
  • 重いCGモーションと軽いCGモーションのエピソードを交互に配置。

また、このアニメの特徴の一つとして、最終話を除き、キャラクターボイスや台詞、字幕が一切なく、視覚的な表現だけで物語が進行する点が挙げられます。

『ポピーザぱフォーマー』の放送自粛回

「ポピーザぱフォーマー」の中でも特に話題となったのが、放送を自粛された以下のエピソードです。これらはDVDには収録されていますが、地上波や再放送では視聴できません。

第11話”SWALLOWER”

一度は放送されたものの、「ポピーが剣を飲み込んで串刺しになり、それが元となった騒動によって車で引き摺り回され大流血する」というあまりに過激な内容だったため、その後の再放送が見送られました。
増田龍治氏は、「寂しい音楽が流れることで、通常より暗い雰囲気が強調され、視聴者からも否定的な意見が出たことが影響した」と述懐しています。

第27話 “KNIFE GAME”

このエピソードでは、ポピーがナイフ遊びを行い、カエルが細かく切り刻まれてしまう描写が含まれています。この内容は、真似をする子供が出る懸念や、ナイフを持つシーン自体の危険性を理由に放送を自粛されました。
また、この回ではポピーの指が「もともとは5本指であった」という設定が示唆されていますが、実際にはCG制作の負担を軽減するため、3本指に変更されたという事情があります。

何故検索してはいけないのか?

「ポピーザぱフォーマー」は、シュールでありながらも過激なブラックユーモアが特徴で、特定のエピソードは視聴者に大きな衝撃を与える内容となっています。そのため、インターネット上では「検索してはいけない言葉」として扱われ、多くの人がその内容に興味を持つ一方で、驚きや恐怖を感じることも少なくありません。

『ポピーザぱフォーマー』エピソード一覧

最後に、『ポピーザぱフォーマー』の全エピソードリストを記載します。YouTube動画へのリンクも貼ってあるので、興味のある方はぜひ見てみてください!

No タイトル あらすじ
0 パイロット版 ポピーが胴体分断マジックに挑戦!
1 「MAGIC」(手品) ポピーとケダモノが胴体分断マジックに挑戦!
2 「LIMBO」(リンボー) ポピーとケダモノがリンボーダンスに挑戦!
3 「ACROBATICS」(曲芸) ポピーが筒に入る芸の練習をするみたいですが…?
4 「KNIFE THROWAR」(ナイフ投げ) ナイフ投げが苦手なポピーはケダモノの頭にリンゴをのせて…?
5 「FIRE BREATHER」(火吹き) ポピーが火吹きの芸をしていると、ひょんなことからとんでもないところにまで影響が…
6 「PANTOMIME」(パントマイム) パントマイムを極めすぎたポピーとケダモノが超次元バトル?!
7 「KARATE SHOW」(空手ショー) 空手の手刀をカエルに振り下ろそうとしたポピーが返り討ちに遭って…?
8 「FIRE RING」(火の輪くぐり) ポピーはケダモノに火の輪くぐりを仕込みたいみたいです。
9 「MIMIC」(ものまね) ケダモノの作ったお面を被るとものまねが上手になるみたいです。
10 「GUNMAN」(ガンマン) ポピーとケダモノはライフルでの的当ての練習をするみたいですが…?
11 「SWALLOWER」(飲み込み芸) 剣を飲み込む芸をしたポピーですが、剣が抜けなくなってしまい…?
12 「ESCAPE SHOW」(脱出劇) ダイナマイト付の柱にくくりつけられた状態から脱出するという芸をしようとするポピーですが…
13 「DANCE」(ダンス) ブレイクダンスを披露するポピーですが、壁にぶつかり目が外れてしまい…?
14 「GREAT MAGIC」(グレートマジック) パピィ登場!再び胴体切断マジックに挑戦します!
15 「MIRAGE」(蜃気楼) パントマイムの練習をしているポピーとケダモノ。パピィが突然2人を砂漠に吹っ飛ばしてしまいます。
16 「STOP THE GUN」(弾丸止め) 弾丸を口で止める練習をしているポピー。しかし事故が起こってしまいます。ケダモノは過去に戻り…
17 「POISON」(毒薬) ポピーとケダモノがサソリに刺されてしまいます。パピィが毒を吸い取ってくれるようですが…?
18 「ELEPHANT」(ゾウ) ケダモノが象を手懐けたようです。
19 「DREAM」(夢) 3人が恐ろしい夢を見るようです。
20 「HYPNOTISM」(催眠術) ポピーとパピィが催眠術バトルを繰り広げます。
21 「SUPER STRENGTH」(怪力芸) ポピーとパピィが重量挙げバトルを繰り広げます。
22 「PREDECTION」(予言)  パピィの水晶玉占いによると、この後ポピーはかなりの幸運に恵まれるようですが…?
23 「GHOST」(幽霊) 亡くなったポピーの怨念が皆を襲います。
24 「MEDICINE」(薬) ポピーが熱を出したので、パピィが薬を作ってくれるようです。
25 「SAMURAI」(侍) ポピーとパピィがチャンバラ対決をするようです。
26 「MONOCYCLE」(一輪車) ポピーが一輪車の練習をするようです。
27 「KNIFE GAME」(ナイフゲーム) ポピーが指の間をナイフで刺す芸をしますが…?
28 「ALIEN」(異人) 玉乗りが上手くできない2人のために、パピィは助っ人を呼びます。
29 「DARK SIDE」(ダークサイド) 暑い日にスイカを切ろうとしたパピィですが、切ったのはまさかの…
30 「VS GOD」(敵は神様) ポピーにいじめられていたケダモノは神を味方に付けます。
31 「SLEEP」(眠り) ポピーがロボットの真似を完璧なものにするために、自分のまぶたを剥がしてしまいます。
32 「IN THE MIND」(心の中) ケダモノの頭を叩くとその度に何か出てくるみたいです。
33 「MIRROR」(鏡の世界) ポピーが鏡の世界へ行きます。
34 「OPENING」(オープニング)  ポピーたちは完璧なオープニングを作ろうとしていますが、それぞれ理想が違うみたいです。
35 「MY CAR」(愛車) ポピーはどうにかして無料で車を手に入れようとします。
36 「ERASER」(消しゴム) ケダモノは何でも消すことができる消しゴムを手に入れたようです。
37 「LONELINESS」(独り) ポピーが孤独に耐えるようです。
38 「TIME」(時間)  ケダモノは時間を止めるストップウォッチを手に入れたようです。
39 「FACE」(顔) ケダモノの顔は…
40 カウントダウンスペシャル2002 クレー射撃、ボーリング、古式泳法、マラソン、障害物競走、ゴルフ、剣道の短編

『ポピーザぱフォーマー』を振り返って

今回は危険度2の検索してはいけない言葉「ポピーザぱフォーマー」について詳しくご紹介しました。子供向けのアニメではありますが、その過激なブラックユーモアに衝撃を受けてしまう方もいらっしゃるかもしれませんね!

また、他にも『検索してはいけない言葉』に関する記事を随時更新していますので、ぜひチェックしてみてください。

危険度2の検索してはいけない言葉一覧

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