どうもexeゲーム実況者のぴーちすです!
今回ご紹介させていただくゲームは
『Sally.EXE』
という『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』のexeゲームです。
exeゲームとはファンホラーゲームであり、ソニックの残酷な二次創作要素が含まれております。予めご了承下さい。
※こちらはセガゲームスの公式作品ではなく、同人作品です。
『Sally.EXE』のダウンロードなど
作者:MY5TCrimson氏
『Sally.EXE』の作者はMY5TCrimson氏という海外のクリエイターさんです。以前ご紹介したexeゲーム『Sonic.EXE』と同じ作者さんです。
MY5TCrimson @MY5TCrimson(Game Jolt)
exeゲームの草分け的な存在で、ある意味「全ての元凶」です(ホメ言葉)。
ダウンロード
『Sally.EXE』はGame Joltからダウンロードできます。下記リンクよりアクセスください。
Sally.EXE(Game Jolt)
『Sally.EXE』の内容(ネタバレ)
YouTubeに実況動画をアップロードさせていただきましたが、諸事情により動画をご覧になれない方もいらっしゃるかと存じます。
以下に『Sally.EXE』がどのようなexeゲームであったかをご紹介したく存じます。
操作方法
移動:矢印キー
ジャンプ:スペースキー
オープニングアニメの不具合
『Sally.EXE』を起動すると、画面中央に小さく動画が再生されます。内容はソニックのアニメです。
内容は
Sally : Sonic?
Sonic : Just kidding, Sal! Kiss wasn’t that great.
Sally : I suppose you can do better.
Sonic : Is grass green? Is water wet?
サリー:ソニック?
ソニック:ただの冗談だよ、サリー!キスはそんなに上手くないんだ。
サリー:あなたなら上手くできると思うわ。
ソニック:本当にそう思うんなら、試してみるかい?
あと少しでキスというところ。
ここでアニメ画面がフリーズ・音声が乱れ、ブルースクリーンが全画面に表示されてしまいます。
そしてセガのロゴが表示されるのですが…「セェェェェガアァァァァ…」と音声が怖くなっていました。
文字ではわかりにくいですが、「セーガー」をスロー再生した感じです。
UP FOR ROUND 2?
おそらく前作のexeゲーム『Sonic.EXE』の最後に「Ready for Round 2?」と聞いてきたので、『Sally.EXE』は前作と直接の関係がありそうですね!
呪いのエミー:Amy.EXE
前作『Sonic.EXE』では男性キャラを操作しましたが、『Sally.EXE』では女性キャラを操作することになります。
まず最初の犠牲者キャラクターはエミーです。
禍々しいタイトル画面
前作『Sonic.EXE』では最初、普通のタイトル画面が表示されました。
しかし今回『Sally.EXE』ではいきなりexeゲームらしいタイトル画面が表示されます。
『Sonic.EXE』で犠牲になってしまったテイルスやナックルズが左右にいますが、かなりボロボロになってしまっています。
どうやらこのテイルスやナックルズは、呪いのソニックの手下になってしまったという説が有力らしいです。
今回は真ん中に表示されているエミーを操作します!
カイルの代わりかよ
上記のタイトル画面でエンターキーを押すと、ゲームスタートです。
以下のようなテキストが表示されます。
Kyle didn’t want to play with me… what a shame…
残念だな…
…But I can play with you…
…right, ○○(ユーザーネーム)?
…だろ、○○?
と何者かがプレイヤーに語りかけてくるのです。直後にビックリ要素。
やはり上記のセリフはSonic.exe(呪いのソニック)によるものでしたね…
NOT PERFECT ACT 1
以上のイベント後、いよいよエミーを操作することが出来ます。
いきなりソニックと対峙。一見普通のソニックですね。
エミーはソニックにデレデレなキャラクターなので、呪いのソニックがエミーを騙すために正常なソニックに化けているのかもしれません。
少し近寄るとソニックがおもむろに宙に浮いている巨大なリングの方を向き、
リングに向かってジャンプ。消えてしまいました。
ソニックを追うべく、エミーをリングに飛びつかせます!
ジャンプすると青い球とピンク色の球ですので、画像で見た場合、何が起こっているのだかわかりませんね。
エミーがリングにぶつかった瞬間、リングごと爆ぜてしまったかのような演出が入り、別のマップに飛びます。
ポップなステージですね!
このステージではエミー自身を操作することは出来ず、左右の方向キーでステージを傾けるような操作が要求されます。
エミーは重力で落下するような動きをするので、上手いこと操作することが出来れば長生きできるはずです(私は下手です)。
今、ブログ記事の為に動画を少しずつ見ていたのですが、このステージに入ってエミーがソニック化しているような気がするのですが…
『ソニックマニア』でのエミーは多少髪がとんがっているようですが。先ほどまでのエミーはお馴染みのルックスでしたので、何かリングに入ったことによる変化の演出でしょうか。
普段ボーっとしている私がそんな変化に気がつくわけもなく、見事あっという間にゲームオーバーゾーンに真っ逆さまでした。
ゲームオーバーゾーンとは言え、「GOAL(ゴール)」です。いくら上手く操作できても、最終的にここにたどり着きます。
このゴールゾーンに触れた瞬間…
呪いのソニックが不気味な笑い声と共に乱舞しちゃいます。女性の叫び声のようなものも聞こえるので、エミーが犠牲となってしまったということでしょう。
呪いのクリーム:Cream.EXE
エミーの次はクリームです。
海外の動画配信者の方もクリームについてはあまり知らない方が多いようです。クリームはゲームボーイアドバンス用ソフト『ソニック アドバンス2』で初登場したウサギのキャラクターです。
初登場が比較的遅いキャラクターでしたので、ソニック界の知名度的にはエミーには劣るのかもしれませんね。
ボロボロのエミー:タイトル画面
エミーが呪いのソニックの手にかかってしまった後、再びタイトル画面が表示されます。
クリームはビビッて鼻くらいまでしか顔を出してくれません。
先ほどのタイトル画面では左右にいたナックルズとテイルスがいなくなり、代わりにボロボロのつぎはぎだらけになったエミーが表示されております。
なにがあったらこんな呪われた感じになってしまうのでしょう…。
エンターキーでスタートです!
KINDANDFAIR ACT 1
エミー回は冒頭にテキストが表示されるなどのイベントがございましたが、今回はステージ名表示後すぐに操作することができます。
なんというディ○ニーランド感。夢の国という感じですが、呪いのソニックが出てくるのでしょうか。
少し右に進むとアイテムが。
普通のソニックで見る分にはありきたりなアイテムボックスなのですが、どうもSally.exeでは呪われたアイテムのように見えてしまいます。
取ると…
爆速で右方向にスピンダッシュを強いられます。進む先にはさらにシューズが入ったアイテムボックスが!!
取るたびにどんどん速度が上がっていって…
右端にある針に激突し、絶命してしまいました。
一見回避できそうなイベントではありますが、最初のアイテムをとると動くことはできませんので、成り行きを見守るのみとなります。
背景がドロっと溶けるような演出があってクリーム編は終了です。
呪いのサリー:Sally.EXE
前作『Sonic.EXE』ではテイルス・ナックルズ・エッグマンという3名のキャラクターが呪いのソニックの餌食になってしまいました。
今作も犠牲者が3名である点では同じなようです。
最後のキャラクターはゲーム名にもなっているサリーです。
犠牲になった2体のヒロイン
最後もタイトル画面からのスタートになります。
エミーに加えて、クリームも大変なことになってしまいました。これはどうなっているのでしょうか…。
エンターキーでスタートです!
___________ ACT9
ステージスタートするとかなり暗い画面が表示されます。
左上・左下に表示されているパラメータは見えるので、ゲーム自体が止まっているわけではないことはわかるのですが、通常プレイではよく見なければ何が起こっているのかわからないこともあるかと思います。
以下に少し色調補正したスクリーンショットを…
草原に立っている黒い影がサリー(操作キャラ)です。このステージではジャンプはできないようです。
頭上にはいままで呪いのソニックに犠牲になってしまったキャラクター達が…。悪役のSonic.exeは笑って大の字になっています。
とくに左右に動くことしか出来ず、ステージ自体スクロールしないので「何かな?」と思ってジタバタしていると…
天井と壁が迫ってきてしまいます。成す術もなくサリーは潰されてしまいます。
エンディング
潰された瞬間、ブチュッっという音がするとともに
Sonic, my love
というメッセージが表示され、怒涛のようにエンディングイベントが流れます。
オープニングのソニックアニメの続きから…
キスしたの?
え?!
ぎゃああああああああ
という3コマがめちゃくちゃ素早く表示されます。とくに真ん中のキスして呪いのソニックになってしまうという映像は確認しづらいかもしれません。
GAME OVER?
ゲームオーバーと書かれておりますが、このゲームには恐らく分岐はございませんので、ゲームクリアでしょう。
なぜか呪いのソニックの犠牲になってしまったサリーが元気にポージングしている姿がうっすら画面真ん中に表示されております(目は縫い合わされていますが)。
呪いのソニックの犠牲者も悪者として生まれ変わってしまうのでしょうかね。
『Sally.EXE』のまとめ
MY5TICrimsonさん自身の『Sonic.EXE』の続編というだけあって、良い意味での慣れ感とこだわりを感じるexeゲームでした(私なんかが申し上げるのも恐縮なのですが)。
前作の『Sonic.EXE』では犠牲者がどうなってしまったのかは、ステージ選択画面で若干わかるレベルでした。今作で犠牲者は呪いのソニックに従わされてしまっていることがわかったと…
前作に比べて隠し要素は少なく、1本道ですが、演出の不気味さはレベルアップしていました!