「もぺもぺ」と検索すると、『もぺもぺ』という曲のMVがヒットします。最初は一見、子供向けの可愛いMVに見えます。しかし、視聴を進めると、その可愛さは恐怖に変わる瞬間が…!
分類:ホラー・フォビック・殿堂入り
危険度2
以下は、私が「もぺもぺ」を検索した時のリアクション動画です。ぜひご覧ください。
この記事では「もぺもぺ」の詳細と検索してはいけない言葉として分類された理由を詳しく解説しますので、最後までお楽しみください。
「もぺもぺ」とは
「もぺもぺ」とはLeaF氏が作曲し、Optie氏がPVを制作した『もぺもぺ』というBMS楽曲のMVのことです。
もぺもぺ(YouTube)
サムネイルはニコニコしたお花のキャラクターが並んでいて、特に問題ない動画に見えます。しかしその実態は…!
『もぺもぺ』の内容
『もぺもぺ』は長さ1:51の動画なのですが、どのような内容なのでしょうか?
ほのぼのした曲調に平和な映像
最初の0:45くらいまではほのぼのした曲調の曲で、映像も平和。球体のキャラクターたちが森の中の道をぴょんぴょん進んで、そのまわりにはカワイイ花のキャラクターがリズムに合わせて揺れていたりします。
一瞬入る赤と黒の世界
0:46くらいに少しの間、赤と黒を基調とした映像が流れ、いままでの花のキャラクターが映されていますが、かなり不気味な印象を受けます。赤と黒の色合いによって人間の原始的な恐怖が喚起され、そのときの曲も不気味です。
とはいえ、映像と曲はすぐに平和な雰囲気に戻ります。
地獄に突入
ぴょんぴょんとこちらに向かって飛び跳ねて来る球体のキャラクターたち。0:57に再び急に映像の雰囲気が赤と黒に変わり、球体のキャラクターの顔がニヤニヤした人間の写実的な口だけになっています。そしてぴょんぴょんとした動きではなく、じりじりとこちらに近寄ってきます。曲も不気味です。
その後は空に大量の目、花のキャラクターの顔も人間の口だけになっていたり、花びらが人間の腕になっていたり、地面からも大量に腕が生えてきたり…
とても冒頭のほのぼのした雰囲気からは想像もつかないほど、ダークでホラーな映像になってしまいます。
おわりはほのぼの
曲も映像もクライマックス…!というところで、再び映像はカワイイ花のキャラクターが揺れているほのぼのな物に変わり、動画は終了します。
何故検索してはいけないのか?
以上のように『もぺもぺ』はかなり怖いPVです。ただ怖いだけではなく、視覚的・音響的なギャップによる衝撃が大きく、多くの視聴者がトラウマを感じる映像として話題になりました。また、赤と黒の映像や異様なキャラクター変化には、恐怖を感じやすい心理的トリガーが含まれています。
以上のことから、ただ怖いだけではなく衝撃的であるとして検索してはいけない言葉になっているのだと思います。
子供向け動画に設定された事件
検索してはいけない言葉にもなっているほど怖いPV『もぺもぺ』ですが、なんと2020年5月28日には、YouTubeで子供向けコンテンツに設定されてしまったようです。この設定は作者さんではなく、YouTubeの公式が行ったとのこと。
作者さんの再審査申請などの結果、6月2日には無事に子供向け設定は解除されたそうです。
もしかしたらサムネや最初のほのぼのした映像によって、YouTubeのAIが「子供向けに作られた動画だ」と判断してしまったのかもしれません。しっかりせい!
『もぺもぺ』は音ゲーでも遊べる?!
実は『もぺもぺ』は音楽ゲーム(音ゲー)にも収録された実績があるそうです!
- 太鼓の達人
- maimai
- Wacca
- DanceRail3
などなど、他にも様々なゲームに収録されています!
映像をどう扱うかは各ゲームによって様々のようですが、例えばmaimaiではMVのトラウマ要素の部分は自主規制でモザイクがかけられたりボートの映像に差し替えられたりしている、とのことでした。
さいごに
今回は危険度2の検索してはいけない言葉「もぺもぺ」について詳しくご紹介しました。他にも『検索してはいけない言葉』に関する記事を随時更新中ですので、ぜひチェックしてみてください!