「アカデミーマニアックス」少年二人による凶行

どうも、検索してはいけない言葉実況者のぴーちすと申します!

今回は「アカデミーマニアックス」について。危険度6の検索してはいけない言葉とされているワードです。

下の埋め込みは「アカデミーマニアックス」を検索してみた私の実況動画「検索してはいけないアカデミーマニアックスを皆で見ようぜ!#66」です。

「アカデミー」というと映画の賞や研究機関などが思い浮かびますし、「マニアックス」というとそのマニア達なのかな… と思いますが、全く違いました。

今回は「アカデミーマニアックス」について

  • 危険度・ジャンル
  • 検索したら何がヒットするのか
  • 動画内容
  • 背景
  • もう一つの動画について

をまとめます!

※この記事には過激な内容が含まれています。

危険度6・ジャンル

「アカデミーマニアックス」の検索してはいけない言葉としての危険度は6です。危険度6は「大きな悪影響を及ぼす恐れあり」と言われています。

「アカデミーマニアックス」のジャンルは「グロ、非常識、殿堂入り」。

危険度6にはかなりグロテスク系、かなり汚い系、ウィルス系などなど色々な種類の危険があります。この「陽気BGM カルテル」の場合はかなりグロテスクな言葉と言えます。

危険度6の検索してはいけない言葉一覧

「アカデミーマニアックス」と検索すると?

「アカデミーマニアックス」と検索すると、「カルログローチェ」というまとめサイトの『【ウクライナ21】を模倣した17歳の少年が撮影する本物の連続〇人ビデオ、アカデミー・マニアックス』という記事がヒットします(一部伏字します)。

「アカデミーマニアックス」の動画内容

直接動画を見ることはできないという方もいらっしゃると思いますので、「アカデミーマニアックス」がどのような動画であったか文字で説明します。

また動画で使った再現イラストも使用いたします。

黒いコートの少年

動画は黒いコートを着た少年と撮影者の少年が雑木林を進むところから始まります。向こうには段ボールなどが集められた場所があり、その傍らに人が倒れているのが見えます。

そして黒いコートを着た少年が右手に刃物を持ちます。

女性は息絶えている

カメラは段ボールの傍らで倒れている女性を映します。この女性は既にお亡くなりになっているようです。

そして黒いコートを着た少年が直接女性を触らないように、そこら辺に落ちていた紙の上から左手で女性の耳を掴み、右手のナイフで耳を削ぎ落します。

その後も目を突いたり、口の中にナイフを入れたりとご遺体を弄ぶ様子が映されていました。

「アカデミーマニアックス」の背景

以上、常軌を逸した内容の動画。「アカデミーマニアックス」の背景について詳しく調べてみました。

超凶悪な連続殺人事件

アカデミーマニアックスとは厳密には動画の名前ではなく、2010年11月から2011年4月にかけてロシアで発生した連続殺人事件の呼び名です。

この事件で9人が重傷を負い、6人が亡くなりました

犯人は少年2人

アカデミーマニアックスの犯人は


Artyom Alexandrovich Anoufriev
(アルチョーム・アレクサンドロヴィッチ・アノウフリエフ)
当時18歳~19歳


Nikita Vakhtangovich Lytkin
(ニキータ・ヴァフランゴヴィッチ・リトキン)
当時17歳~18歳

という若者2人です。

しばらく疑われなかった

彼らは適切なターゲットを探すため何週間もの間、毎晩午後6時から午後10時まで決まったルートを歩くことを習慣としていました。

ターゲットとして自分たちとは全く関係のない人物を選んでいたので、彼らはしばらく捜査線上にあがってくることはなく、犯行を続けることができてしまったそうです。

家族が疑い始める

そんなある日、リトキンの母親が廊下のソファの上にナイフの包みを見つけました(「リトキンの上着のポケットの中に」という情報もあります)。

これについてリトキンに問い詰めると「護身用に」と答えましたが、かなり狼狽えているようでした。そしてその後、今度は祖母に対して「僕はもうすぐ消えるよ」と言ったそうです。

その後、リトキンの祖母の勤務先であるthe Institute of Organic Chemistry(有機化学研究所)にて警察当局から注意喚起として犯人の特徴が説明されました。その特徴がリトキンやアノウフリエフと合致すると思ったリトキンの祖母はリトキンの叔父に相談しました。

彼はリトキンの家に行きましたが、リトキンはそこにはいませんでした。しかしリトキンが叔父から借りたカメラが置いてあり、その中には犯行の様子を収めた映像のデータが入っていました。

リトキンの母親・叔父・祖母での話し合いの結果、その映像を警察に提出し、リトキン・アノウフリエフの逮捕につながったとのことです。

参考:Почему дети становятся маньяками? – baikalpress.ru


動画で映っていた少年はリトキンで撮影者がアノウフリエフであったと思われます。

逮捕後の供述

犯人の2人は5件の殺人と6件の襲撃について自白しました。さらに加えて4件の襲撃を行ったことや、逮捕された日の夕方、別の殺人を計画していたことも明らかになっています。

逮捕後、一連の事件はロシアにて最低48人を殺害した連続殺人鬼アレクサンドル・ピチェシキンに影響を受けたと供述しています。


Alexander Pichushkin

またウクライナ21(ドニプロペトロウシク・マニアックス)にも影響を受けているとのこと。
動画は犯人たちの最後の犯行の様子を撮影したものであり、アノウフリエフがインターネット上の友人に送り、それがネットで公開されてしまったとのことです。

判決

2013年の地方裁判所での判決ではアノウフリエフに終身刑、リトキンは犯行のほとんどが未成年の時であったことが考慮され24年の懲役となりました。その後最高裁にてアノウフリエフの終身刑が確定、リトキンは20年の懲役に減刑されました。

また民事訴訟も起こされており、被害者やご遺族への賠償金は総額で275万ルーブル(当時の日本円で約800万円)とされましたが、刑務所で稼いだお金から支払う必要があるため、賠償金を全額支払う可能性は低いと思われています。

その後

リトキンは2031年に仮釈放される予定でしたが、2021年11月30日に手首を切って亡くなっているのが発見されたとのことです。

もう一つの動画について

私は上記の動画を見る前に、もう一つ別の動画を見てしまいました。

その動画内容は以下の通りです。

少年たちが走る先に女性

映像は雑木林の中を走る少年たちの映像から始まります。

3人ほど少年が映っており、彼らは猛ダッシュでホームレスの方がいるような場所に向かいます。そこには女性が頭を押さえて倒れており、おそらく暴力をやめるように訴えているのですが、少年たちが暴力をやめることはありません。

踏みつけたり、スコップなどで叩いたり、執拗な暴行を加えます。

道の先には倒れた男性

その後、少年たちは倒れた女性を離れ道を進みます。その先には倒れた男性が。

倒れた男性は側頭部に重大な損傷を負ってしまっていました。おそらく少年たちが暴行を加えたのだと思われます。

さらに先にも男性

さらに道を逸れて進むと、倒れてはいつくばっている男性が。

少年たちはその男性を取り囲み、頭部をバットで殴ったり、ブロック状の石を投げつけたりなどして暴力を加えます。

これはアカデミーマニアックスなのか

アカデミーマニアックスとして最初に閲覧した動画ですが、アカデミーマニアックスの背景を見た後、「これはアカデミーマニアックスなのか」という疑問がわいてきました。

疑問がわいた理由

というのも

  • アカデミーマニアックスの犯人は2人なのに対し、動画では3人以上の犯人が映っている(撮影者を含めたら犯人は4人以上はいる)。
  • アカデミーマニアックスでは同時に3人以上を襲撃した事例は記録上はない
  • 耳を切り取る動画はアカデミーマニアックスのもので間違いないが、それ以外の映像を撮影したという情報がない。

などの情報があったからです。

では動画が「アカデミーマニアックス」という事件に関係ないとするならば、どの事件に関係する動画なのでしょうか。

動機は犬や猫を食べるのを批難するため

この動画では女性と犯人の少年たちが会話を交わす様子も映されています。この会話はロシア語なのですが、英語にしてくれた方がいらっしゃったので、一部を日本語にしてみます。

2回殴った後、

加害者男性:動物を食べたのは誰だ?!
被害者女性:知りません
加害者男性:お前だろ!
被害者女性:小さいのなら何匹かここを走っていったわ(?)
加害者男性:刺すぞ このビッチ
被害者女性:いや、いややめて!
加害者男性:犬を食ったのは誰だ?犬を食ったのは誰だ?!
被害者女性:お願い、やめて!

…続く

どうやら犯人たちはホームレスが犬や猫を食べることに腹を立てて襲撃を行ったようです。動物の死骸を映すようにカメラマンに指示するシーンなどもあったそうです。

もちろんその人が犬や猫を食べたからと言って襲撃を行うということは決して行ってはいけないことですが、ウクライナ21やアカデミーマニアックスとは違った背景があることがうかがえます。

※現在不明であり、調べている最中です。

調べても事件の詳細は私にはわかりませんでした。

引き続き情報収集はしていきます。

「アカデミーマニアックス」まとめ

「アカデミーマニアックス」は決して行ってはいけない凶行を撮影した動画でした。

またアカデミーマニアックスと誤認されている動画についてもかなり暴力的でした。仮に犬や猫が食べられても、報復としてあのような襲撃は決して行ってはいけない事だと思います。

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